ルネサス 5年ぶりの赤字 中国経済の減速が影響

ルネサス 5年ぶりの赤字 中国経済の減速が影響
大手半導体メーカー「ルネサスエレクトロニクス」のことし1月から3月までの3か月間の決算は、中国経済の減速で自動車向けなどの半導体製品の受注が減ったことから、この時期としては5年ぶりの最終赤字になりました。
ルネサスエレクトロニクスが14日発表したことし1月から3月までの3か月間の決算は、売り上げは1502億円と前の年の同じ時期と比べて19%減少し、最終損益は前の年の同じ時期の186億円の黒字から一転して18億円の赤字になりました。

この時期としての最終赤字は、大規模な構造改革を行った2014年以来、5年ぶりです。

業績が悪化したのは、中国経済の減速を背景に自動車向けや工場の生産設備向けの半導体製品の受注が落ち込んだことが主な理由です。

ルネサスは、大型連休中に行った工場の操業の一部停止などの措置をこの夏も行うことにしているほか、米中の貿易摩擦などで経済の先行きに不透明さが増しているとして、14日予定していた中期経営計画の公表を見送りました。

今後の見通しについてルネサスは「自動車向けの半導体をはじめとして今後は増収が見込まれるが、貿易問題でマクロ的な環境変化が大きいので、注意深く見守っていきたい」としています。