免震装置の検査データ改ざん KYB3年ぶりに最終赤字

免震装置の検査データ改ざん KYB3年ぶりに最終赤字
免震・制振用ダンパーの検査データを改ざんしていたKYBがことし3月期の決算を発表し、装置の交換のための費用を計上したことなどから、最終的な損益が247億円の赤字に転落しました。
KYBが発表したことし3月期の決算は、売り上げが4122億円と前の年度と比べて4.7%増えましたが、最終的な損益は前の年度の黒字から一転して247億円の赤字になりました。最終赤字は3年ぶりです。

これは検査データの改ざん問題を受けて、装置の交換や住民への補償にかかる費用として411億円を計上したことが主な要因です。

来年3月期については黒字回復を見込んでいますが、装置の交換にかかる費用が増え、業績に影響する可能性もあるとしています。

会社によりますと、国の基準などを満たしていないかその疑いがあるダンパーは、高層マンションや病院など全国のおよそ1000の物件に設置されていますが、交換作業を終えたのは60程度にとどまっているということで、会社は作業を急ぐことにしています。