景気動向「内需支える基礎的条件は堅調」世耕経産相

景気動向「内需支える基礎的条件は堅調」世耕経産相
世耕経済産業大臣は、景気動向指数の基調判断が「悪化」に下方修正されたことについて、中国経済の減速の影響で企業の生産や輸出に弱さが見られるものの、所得や雇用環境など内需を支える基礎的な条件はしっかりしているという見方を示しました。
内閣府は、13日発表したことし3月の景気動向指数で、景気の基調判断を6年2か月ぶりに「悪化」に下方修正しました。

これについて世耕経済産業大臣は、14日の閣議のあとの記者会見で「中国経済の減速の影響から日本の輸出や鉱工業生産に弱さがみられるが、日本経済全体をみれば雇用や所得環境の改善が続いていて、企業の設備投資も底堅く推移する見込みだ」と述べ、内需を支える基礎的条件はしっかりしているという見方を示しました。

その上で「経済の好循環をしっかりまわしていくために第二次補正予算や今年度予算の着実な執行が重要だ」と述べました。

また、世耕大臣は、米中貿易摩擦をめぐってアメリカのトランプ政権が中国からのほぼすべての輸入品の関税を引き上げる手続きに入ったことについて「日本企業はグローバルで複雑なサプライチェーンを構築しており、影響を単純に把握することは難しい。企業や日本経済への影響も含め米中の協議の動向を注視したい」と述べました。