スリランカ モスク襲撃など暴動広がる 全土に夜間外出禁止令

スリランカ モスク襲撃など暴動広がる 全土に夜間外出禁止令
スリランカでは先月、キリスト教の教会やホテルを狙った自爆テロで250人以上が犠牲になったことを受けて、実行犯とされるイスラム過激派への敵意が高まり、イスラム教のモスクを襲撃するなどの暴動が広がっていて、政府が全土に夜間の外出禁止令を出すなど緊張が高まっています。
スリランカでは先月21日、最大都市のコロンボとその郊外などにあるホテルやキリスト教の教会合わせて6か所で自爆テロなどが相次ぎ、日本人女性1人を含む250人以上が死亡しました。

捜査当局は、テロを実行したのは国内のイスラム過激派組織だとしていて、この事件のあと、多数派の仏教徒などの間にイスラム教徒を敵視する感情が高まっています。

12日から13日にかけてはイスラム教徒が経営する店舗や礼拝施設のモスクに大勢の人が押しかけ、火を放ったり打ち壊したりする暴動が各地に広がっています。

現地からの映像では火をつけられた建物から黒い煙があがっている様子や、商店の窓ガラスがめちゃくちゃに壊されている様子などが確認できます。

これを受けて、スリランカ政府は13日、全土に夜間の外出禁止令を出し、軍の兵士や警察官を派遣して暴動の鎮圧にあたっています。

スリランカ当局は宗教間の対立が深まることで新たなテロが引き起こされることを警戒していて、現地では再び緊張が高まっています。