フィリピン中間選挙 ドゥテルテ大統領派が圧勝の勢い

フィリピン中間選挙 ドゥテルテ大統領派が圧勝の勢い
フィリピンで強硬な治安対策をおし進めてきたドゥテルテ大統領のこれまでの政権運営を評価する中間選挙の投票が13日行われ、地元メディアは大統領を支持する勢力が上院で圧勝する勢いだと伝えています。
フィリピンの中間選挙は大統領の6年間の任期の折り返しに上院の半数と下院のすべての議席のほか、知事や市長など、すべての地方自治体のポストを改選するもので、13日、全国一斉に投票が行われました。

選挙戦でドゥテルテ大統領は2016年の就任以降、麻薬や覚醒剤などの薬物犯罪を厳しく取り締まり治安の回復に努めてきたことを強調し、上院議員候補に犯罪対策を指揮した前の国家警察長官を擁立するなどして成果をアピールしました。

地元メディアは与野党の対立の場として重視される上院議員選挙について、改選される12議席のうち8議席以上を政権与党やドゥテルテ大統領を支持する候補が占める勢いだと伝えています。

ドゥテルテ大統領としては中間選挙で弾みをつけ、3年後の大統領選挙を見据えて治安対策などをさらに強力におし進めるものとみられます。

しかし、捜査対象者の殺害も辞さない強硬な手法は国際的な批判にもさらされていて、今後の政権運営が注目されます。

投票はすでに締め切られ、正式な開票結果の発表までには数日かかる見通しです。