2人死亡の神戸市の市営バス事故 運転手を起訴

2人死亡の神戸市の市営バス事故 運転手を起訴
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先月、神戸市の中心部で、市営バスが歩行者を次々とはね、2人が死亡した事故で、バスの運転手が、ブレーキとアクセルを踏み間違えたことなどが事故につながったとして、13日、過失運転致死傷の罪で起訴されました。
先月21日、神戸市のJR三ノ宮駅前の横断歩道で、市営バスが歩行者を次々にはね、神戸市のアルバイト那須勇成さん(23)と兵庫県明石市の大学生、柳井梨緒さん(20)が死亡し、男女6人がけがをしました。

この事故で、神戸地方検察庁は、逮捕されていたバスの運転手の大野二巳雄被告(64)を、13日、過失運転致死傷の罪で起訴しました。

起訴状によりますと、赤信号のため横断歩道の手前で減速しようとしたところ、ブレーキとアクセルを踏み間違えたうえ、これに慌ててさらにアクセルを強く踏み込み、バスを暴走させたということです。

捜査関係者によりますと、調べに対し、「横断歩道の前の停止線までバスを進めようとしたが、気付いたら目の前に歩行者がいた。ブレーキをかけようとして誤ってアクセルを踏んでしまった」などと供述しているということです。

那須さん遺族「今でも現実を受け入れられない」

事故で亡くなった神戸市の那須勇成さんの遺族は、文書でコメントを寄せました。

この中では、「あの事故から3週間以上がたちましたが、なぜあんなことが起こったのかなぜ優しいあの子だったのか、なぜルールを守っていたのに命を奪われたのか、答えの出ない疑問が、ずっと頭から離れません。私たちは今でも現実を受け入れられず、あの日行ってきますと家を出たあの子が、今にでも帰ってくるような気がします」としています。

そして「裁判所には原因を究明していただき、運転手は罪に服してほしいと思います」とつづっています。