母の日のあとカーネーション売れ残り「花ロス」取り組みも

母の日のあとカーネーション売れ残り「花ロス」取り組みも
12日の「母の日」のあと、各地の生花店で、カーネーションなどの売れ残りが出ています。

毎年この時期に大量に廃棄処分される花は「花ロス」などと呼ばれ、廃棄を減らそうという取り組みも始まっています。
東京 千代田区にある生花店では、母の日に向けて仕入れたカーネーションおよそ1700本のうち200本ほどが売れ残り、あと数日で廃棄せざるをえないといいます。

店のオーナーの池田俊明さんは「お客さんが買えないと困るので、多めに仕入れる面もありますが、きれいに咲いた花を捨てるのはかわいそうです」と話していました。

複数の店などによりますと「母の日」をすぎると花の需要が激減するため、毎年この時期に大量の花が廃棄され「花ロス」とか「ロスフラワー」とも呼ばれています。

廃棄を減らそうという取り組みも始まっていて、東京 台東区にアトリエを構えるドライフラワーの作家、河島春佳さんは3年前から、売れ残りの花を作品に活用しています。

河島さんは、13日朝にかけて都内の市場を回るなどして売れ残りの花およそ500本を買い集め、室内につるしてドライフラワーにする作業に取り組んでいました。

河島さんは「花が捨てられるのは心苦しく、1本でも多く救いたいです。母の日のあとも花を買ってもらえたら、廃棄が減ると思います」と話していました。

自宅でドライフラワーも

「母の日」などに多くの花を贈られた場合、その花を捨てずに自宅でドライフラワーにして長く楽しむ方法について聞きました。

ドライフラワーの作家、河島春佳さんによりますと、自宅でドライフラワーを作るには、輪ゴムなどで束ねた花を、湿気が少なくて風通しがよく、直射日光が当たらない場所に逆さにつるすとよいといいます。

例えば、エアコンの下や窓際のカーテンの内側、玄関などがよく、梅雨の時期や真夏には、冷房をかけるエアコンの下がよいということです。

夏場にかけての比較的湿気の多い時期でおよそ1週間で完成し、半年間ほど楽しめるということです。