読売テレビの報道番組 “性別を確認する不適切な内容”謝罪

読売テレビの報道番組 “性別を確認する不適切な内容”謝罪
大阪の「読売テレビ」は、今月10日に放送した報道番組のコーナーの中で一般の人の性別を確認する、人権上、不適切な内容があったとして、謝罪するとともにこのコーナーの放送を当面、休止することになりました。
読売テレビによりますと、今月10日に放送された関西地方向けの夕方の報道番組、「かんさい情報ネットten.」の「迷ってナンボ!」というコーナーの中で、街の中を取材する出演者のお笑いコンビが一般の人の性別を確認する内容がありました。

この中では本人の了承を得たうえで健康保険証を確認したり、体を触ったりして男性か女性かを確認していました。

放送の際には、コメンテーターとして番組に出演していた作家の若一光司さんが、「人権感覚の欠如だ」などと苦言を呈していました。

読売テレビは13日、ホームページに「人権上、著しく不適切な取材を行い、その内容を放送しました。視聴者および関係者に深くお詫びします。このような事態を招いたことについて重く受け止めています」という謝罪文を掲載しました。

そして、13日夕方からの番組の冒頭でも、「取材した皆様に迷惑をかけ、視聴者にも不快な思いを抱かせた」などとして謝罪しました。

読売テレビはこのコーナーの放送を当面、休止して放送に至った経緯を検証し、再発防止に取り組むとしています。

ネットでは批判が集中

読売テレビの放送内容についてインターネット上では批判が集中しています。

ツイッター上では、「こんなことやって、非常識だということ理解できなかったのだろうか。その神経を疑う」とか、「企画だから。イジりだから。笑いになるから。笑っていればどんなことをしてもいいというのは、いじめや差別の温床になる発想」など、当初の企画段階からスタッフや番組サイドに問題意識がなかったのではないかという意見が相次いでいます。

このほか「徹底検証すべき」とか、「これを機に性的マイノリティーの番組の在り方を人権問題の視点から真剣に考えてほしい」といった要望に加え、「レポーターをやらされていた芸人さんは救済してあげなよ。一緒に首を切るのは可哀想すぎる」という声も寄せられていました。