「令和の大関」貴景勝 初日快勝 新時代を引っ張れるか

「令和の大関」貴景勝 初日快勝 新時代を引っ張れるか
平成最後に大関に昇進し、令和最初の本場所を新大関として迎えた貴景勝は、初日の一番で持ち味の相撲を見せ、平幕の遠藤を圧倒しました。
立ち合いから低く当たった貴景勝は相手を見ながら下から突き上げるような突き押しを見せ、大関昇進の原動力となった相撲で遠藤を圧倒しました。

初日に持ち味の相撲を見せた貴景勝は「感覚的に動きはいい。いつもどおり臨めた」と淡々と振り返りました。

貴景勝を含めて平成の時代に誕生した大関26人のうち、新大関の場所で優勝したのは平成14年初場所の栃東と平成18年夏場所の白鵬のわずか2人。

横綱 鶴竜と大関 豪栄道が新大関として臨んだ場所はともに8勝7敗。
高安は9勝6敗。
栃ノ心は右足のけがで途中休場しました。

平成では、ほぼ半数の12人が、新大関の場所でふた桁勝利を挙げられず、看板力士としての重圧に跳ね返されてきました。

しかし貴景勝はこれに当てはまらないかもしれません。

大関昇進に挑んだ直近の3場所について「大きなものをつかんだ」と話し、心の持ちようについても「ぜんぜん緊張してもいい。リラックスと思わなくてもいいということ」と表現し、幕内最年少の22歳ながら精神的なたくましさを見せています。

第一人者の横綱白鵬が休場した今場所、平成以降では3人目となる新大関での優勝を成し遂げ、新時代の角界を引っ張る存在となれるのか大きな注目が集まります。