渋谷スクランブル交差点 上空にドローン 外国人旅行者を注意

渋谷スクランブル交差点 上空にドローン 外国人旅行者を注意
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日曜日の東京 渋谷、大勢の人が行き交うスクランブル交差点の上空を突然、ドローンが飛行しました。事故にはなりませんでしたが、警視庁は飛行禁止の場所だとして、操縦していた外国人旅行者の男性に注意しました。
12日午後2時前、東京・渋谷のスクランブル交差点付近の上空をドローンが飛行しているのが見つかりました。

この様子を、たまたま近くにいたNHKのスタッフが目撃し、スマートフォンのカメラで撮影しました。

ドローンはオレンジ色の機体で、ビルの8階ぐらいの高さまで上昇するなどして、交差点や「忠犬ハチ公」の銅像などの上を少なくとも数分間、飛行していたということです。

撮影した映像には、横断歩道上でドローンを操縦する男性の姿も映っていました。その後、操縦をやめると、警察官が近づいてきました。ほとんどの通行人は気付かなかったとみられ、事故や騒ぎにはなりませんでした。

都市部の人口密集地などの上空では、原則、ドローンの飛行が禁止されています。

警視庁によりますと、操縦していたのは外国人旅行者の男性で、飛行禁止の場所だとして注意しました。

男性は禁止されているとは知らなかったと話していたということで、今月、皇居周辺などで相次いだ不審な物体の目撃との関連もないということです。

通行人からは不安の声

今回のドローンの飛行について、スクランブル交差点を通りかかった人たちに聞きました。

21歳の男子大学生は「こわいですね。落ちてきたらケガをしますし、心配ですね」と話していました。

子どもをベビーカーに乗せていた37歳の会社員の男性は「ドローンは落ちた時に人とぶつかると危ないので、密集地で飛ばすのはやめて、許可された場所でやってほしいです。上から落ちてくるとなるとよけようがありません」と話していました。

また、40代の会社員の男性は「ドローンを使うことのメリットもありますが、上空からの撮影は危ないし、プライバシーの問題もこわいのでちゃんと考えて使ってほしい」と話していました。

「歩行者すれすれに降りてきた」

撮影したNHKの男性スタッフは、ビルの上の展望台からスクランブル交差点を見ていた時に、小型のドローンが飛んでいるを見つけました。

ドローンは『忠犬ハチ公』の銅像の近くまで飛行し、上空で止まったあと再びスクランブル交差点のほうに戻って、交差点を越えた場所に着陸しました。

ドローンの大きさは15センチぐらいとみられ、飛んでいた時間は5分から10分間ほどで、飛行している音は聞こえなかったということです。

スタッフは「ドローンの下は多くの人が通っていたし、歩く人にすれすれのところを降りてきたので、危ないと思った」と話していました。