吉川農相 輸入規制の撤廃 中韓閣僚との会談で要望

吉川農相 輸入規制の撤廃 中韓閣僚との会談で要望
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吉川農林水産大臣はG20=主要20か国の農業を担当する閣僚が集まる会合にあわせ、中国や韓国の閣僚と個別に会談し、原発事故のあと続く輸入規制の撤廃を求めました。
G20の農相会合は12日までの2日間、新潟市で開かれました。吉川農林水産大臣は会合にあわせて、福島第一原発の事故のあと、日本産食品の輸入規制を続けている中国や韓国などの閣僚と個別に会談し、規制の撤廃を求めました。

輸入規制をめぐっては、今も23の国と地域が輸入の停止などの規制を続けています。

また、先月、WTO=世界貿易機関で韓国政府による水産物の輸入禁止の撤廃を求めていた日本側の主張が退けられ、日本は難しい立場におかれています。

吉川大臣は韓国との個別会談について、記者団に対して「輸入規制の撤廃は被災地の復興のための重要な課題であるということを伝えた。そのうえで韓国の規制措置を一日も早く撤廃してほしいと先方に強く要請した」と日本側の立場を説明しました。

一方、韓国のイ・ゲホ(李介昊)農林畜産食品相は、NHKの取材に対し「韓国政府の立場と韓国の国民が望んでいることを正確に伝えた。一方、吉川大臣からは日本政府の立場も聞いたので、内容は担当の関係部署に伝える」と述べました。