西日本豪雨で被害 ジャズ喫茶が約10か月ぶり営業再開

西日本豪雨で被害 ジャズ喫茶が約10か月ぶり営業再開
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去年の西日本豪雨で被害を受けた岡山県倉敷市真備町のジャズ喫茶が、およそ10か月ぶりに本格的な営業を再開し、店主やなじみの客たちが新たな出発を喜びました。
岡山県倉敷市真備町の高本明英さん(66)が経営するジャズ喫茶「ごじとま」は、去年7月の西日本豪雨で、住宅として使っていた2階部分まで水につかり、営業できなくなりました。

高本さんはこれまで復旧を進めながら駐車場にテントを張って、仮の営業を続けてきましたが、このほど修復が完了し、12日、およそ10か月ぶりに本格的な営業を再開しました。

40年近くにわたって営業を続けてきた店には、なじみの客も多く、広さ13坪ほどの店内には、営業再開を祝う花束が数多く飾られていました。

客の中には自身も被災した人もいて、流れるジャズをバックにお気に入りのコーヒーを飲んでは近況を語り合い、店の再開を喜んでいました。

豪雨で自宅が全壊した69歳の女性は「創業以来、通い続けていますが、うれしくて涙が出てきました。自分も復興に向けて頑張りたい」と話していました。

店主の高本明英さんは「一度は店を閉めようかと考えましたが、いろいろな人に励まされて再開することができました。被災した人たちの憩いの場所になればうれしい」と話していました。