サッカー 女子W杯に臨む「なでしこジャパン」の選手たち MF

サッカー 女子W杯に臨む「なでしこジャパン」の選手たち MF
来月、開幕するサッカーの女子ワールドカップ フランス大会に臨む日本代表「なでしこジャパン」のメンバー、23人が発表されました。ポジションごとに各選手の特徴などを紹介します。ミッドフィルダーは6人です。

阪口夢穂選手

阪口夢穂選手は大阪府出身、なでしこリーグの日テレ・ベレーザに所属する31歳です。
ワールドカップは4大会連続4回目のメンバー入りで、日本が優勝した2011年のドイツ大会は全試合に先発出場し中心選手として活躍しました。
準優勝した2015年のカナダ大会でも7試合中6試合に先発出場するなど、日本代表として今回選ばれた23人の中で最も多い125試合に出場しています。

球際の強さが持ち味で、守備的ミッドフィルダーのボランチとして攻め込まれる前にボールを奪って攻撃へ展開するプレーを得意としています。

阪口選手は去年4月、なでしこリーグの試合で右ひざに大けがをして長く戦列を離れましたが、高倉麻子監督が「背番号10を彼女のために空けている」と言うほど信頼は厚く、ことしに入ってからのアメリカやヨーロッパへの遠征を見送りながらも4大会連続の代表入りを果たしました。

阪口選手は「所属チームでは試合に出ていないにもかかわらず、代表に選出していただいて、思うところはいろいろある。選ばれた以上は自分の持っているすべてをかけて臨む覚悟だ」と話しました。
また日本代表でエースナンバーの10番を背負うことについて、「自分自身は、背番号にあまりとらわれているつもりは無いが、周りから見ると10番は特別な番号。責任を感じてプレーしたい」と意気込みました。

中島依美選手

中島依美選手は滋賀県出身、なでしこリーグのINAC神戸レオネッサに所属する28歳です。ワールドカップは初めてのメンバー入りです。

足元の巧みなテクニックを生かしたパスに加え、どの角度からでも狙えるミドルシュートが持ち味です。
日本代表では69試合に出場して14得点をあげていて、高倉麻子監督が就任してからはほぼすべての試合で起用されるなど信頼が厚く、中心選手としての活躍が期待されています。

中島選手は「メンバーに選ばれて素直にうれしい。代表選手の自覚を持って、チーム一丸となって優勝を目指して頑張っていきたい」と話しました。
そしてみずからの役割については「自分は年齢的にも上なのでコミュニケーションをとってチームの雰囲気をよりよくしたい。また中盤のサイドハーフに入ることが多いので、攻守においてチームの勝利に貢献できるようやっていきたい」と意気込みを語りました。

籾木結花選手

籾木結花選手はなでしこリーグの日テレ・ベレーザ所属する23歳です。アメリカ生まれでニコルというミドルネームを持っています。ワールドカップは初めてのメンバー入りです。

身長1メートル53センチと小柄ながら、相手の動きを読んだ的確なポジショニングと守りの手薄なスペースをつく動き出しを得意としています。
各育成年代のワールドカップに出場し、高倉麻子監督のもとでは2016年に20歳以下のワールドカップで3位に入りました。

日本代表では24試合に出場して8得点を決めていて、ことし2月から3月にかけてのアメリカ遠征では3試合で2ゴール2アシストと活躍し、攻撃の中心選手へと成長しています。

籾木結花選手は「女子サッカー界や応援してくれる人のために全力でサッカーをプレーし、楽しんでいきたい」と話しました。

長谷川唯選手

長谷川唯選手は宮城県出身、なでしこリーグの日テレ・ベレーザに所属する22歳です。ワールドカップは初めてのメンバー入りです。

足元の技術に優れ、スピードのあるドリブルや正確なパスなどで攻撃を組み立てます。これまで各育成年代のワールドカップに出場し、高倉麻子監督のもとでは2014年に17歳以下の大会で優勝、2016年に20歳以下の大会で3位に入りました。

日本代表では35試合に出場して6得点をあげていて、日本の新しい司令塔として活躍が期待されています。

長谷川選手は「初めてのワールドカップなので大きい舞台を全力で楽しみたい。ベレーザとしての看板を背負ってしっかり戦っていきたい」と意気込みを示したうえで「ふだんベレーザでやっているようなプレーをして、攻撃を引っ張っていきたい。相手の逆をつくプレーや見ている人が楽しいと思えるようなプレーをみせて、結果的にそれが優勝につながればよいなと思う」と話しました。

杉田妃和選手

杉田妃和選手は福岡県出身、なでしこリーグのINAC神戸レオネッサに所属する22歳です。ワールドカップは初めてのメンバー入りです。

中盤の守備的なポジション、ボランチとして相手のボールを奪ったあとの攻撃への展開を得意としていて、前線への正確なパスや意外性のある仕掛けが持ち味です。
高倉麻子監督のもと各育成年代のワールドカップに出場し、2014年に17歳以下の大会で優勝、2016年に20歳以下の大会で3位に入り、それぞれの大会で最優秀選手に選ばれました。

去年8月に日本代表にデビューしたばかりですが、ことしに入ってからのアメリカやヨーロッパへの遠征では的確なプレーで先発起用に応えるなど、ボランチの新戦力として一気に頭角を現しました。

杉田選手は「去年、初めて代表に招集されたばかりで経験も少ないが、選ばれたかぎりはチームに少しでも貢献できるよう頑張りたい」と話しました。
そのうえで「今回の代表メンバーには若い選手が多いが、その分、頑張ってチームを底上げしないといけない。ベテランの選手よりも強い気持ちを持ってプレーしたい」と気持ちを引き締めました。

三浦成美選手

三浦成美選手は神奈川県出身、なでしこリーグの日テレ・ベレーザに所属する21歳です。ワールドカップは初めてのメンバー入りです。

的確なポジショニングに加え、球際の強さを見せる中盤の守備的なポジション、ボランチですが、ディフェンダーもこなす器用さも持ち合わせています。
高倉麻子監督のもと、2016年に開かれた20歳以下のワールドカップで3位に入りました。

ワールドカップ出場が決まったあとの去年6月に日本代表デビューを果たした新戦力で、これまで8試合に出場しています。

三浦選手は「ワールドカップに行けるまでにたくさんの方に支えてもらったので、恩返しできるよう精いっぱいがんばっていきたい」と話しました。