大統領の長期政権が可能に エジプトで憲法改正案が承認

大統領の長期政権が可能に エジプトで憲法改正案が承認
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エジプトで、大統領の任期延長を盛り込んだ憲法の改正案について国民投票の結果、賛成が9割近くを占めて、承認されました。これにより、シシ大統領は最長で2030年まで大統領を務められるようになり、長期政権を可能にすると受け止められています。
エジプトでは、大統領の任期を4年から6年に延長し、現職のシシ大統領に限って3期目の立候補を可能にするなどとした憲法の改正案について、その是非を問う国民投票が22日まで行われました。

エジプトの選挙管理委員会は、23日、首都カイロで記者会見し、開票作業の結果、賛成が有効投票の88%余りを占め、改正案は承認されたと発表しました。投票率は44.33%でした。

国民投票は、日程の発表から投票初日までわずか3日という短期間で行われ、反対派の意見が徹底して抑え込まれていたこともあり、賛成多数での承認が確実視されていました。

憲法改正について、これまで発言を控えてきたシシ大統領は、発表後に声明を出し、「エジプトが課題に直面する中、愛国心を持って投票に参加したことに感謝する。歴史的な瞬間だ」と、結果を歓迎しました。

今回の国民投票の結果を受けて、シシ大統領は最長で2030年まで大統領を務められるようになり、長期政権を可能にすると受け止められています。