首相 イタリアに到着 日伊首脳会談へ

首相 イタリアに到着 日伊首脳会談へ
k10011894111_201904240618_201904240641.mp4
フランスを訪れていた安倍総理大臣は日本時間の24日未明、2番目の訪問国イタリアに到着しました。安倍総理大臣はコンテ首相との首脳会談で、G20大阪サミットで各国の協調姿勢を打ち出すための協力を呼びかけるほか、イタリアが先に中国との間で、巨大経済圏構想「一帯一路」に関する覚書を交わしたことをめぐっても意見を交わす見通しです。
ヨーロッパ4か国などを歴訪中の安倍総理大臣は、最初の訪問国フランスのマクロン大統領との首脳会談で、G20大阪サミットで自由貿易の推進やWTO=世界貿易機関の改革などの議論を主導し、連携して各国に協調を呼びかけていくことを確認しました。

一方、フランスのルノーと日産自動車の関係をめぐって、安倍総理大臣は、「日産とルノー間のアライアンスは、日仏産業協力の象徴で、関係する当事者が納得する形で安定的なアライアンスの維持・強化が図られることが重要だ」という考えを伝えました。

また、マクロン大統領が、ゴーン前会長の事件に言及したのに対し、安倍総理大臣は、「日本の刑事事件の捜査は、独立性の高い捜査機関により、厳格な司法審査を経て適正なプロセスで行われている」などと説明しました。

首脳会談に先だつ共同記者発表では、両首脳が、スリランカでの同時爆破テロ事件を強く非難し、国際社会と手を携えてテロ対策に取り組む考えを強調しました。

フランスでの一連の日程を終えた安倍総理大臣は、日本時間の午前1時前、2番目の訪問国イタリアの首都ローマに到着しました。

安倍総理大臣はマッタレッラ大統領を表敬訪問したあと、24日夜、コンテ首相との首脳会談に臨むことにしています。そして、自由貿易の推進や気候変動への対応など、G20大阪サミットの主要議題について意見を交わし、各国の協調姿勢を打ち出すための協力を呼びかけることにしています。また、イタリアが先に中国との間で、巨大経済圏構想「一帯一路」に関する覚書を交わし、イタリアのインフラ整備で協力することなどで合意したことを踏まえ、今後の中国への対応をめぐっても意見を交わす見通しです。