異色の苦労人 巨人 増田大輝がプロ初ヒットで輝き放つ

異色の苦労人 巨人 増田大輝がプロ初ヒットで輝き放つ
プロ野球 セ・リーグで首位の巨人は23日、ヤクルトに9対0で快勝し4連勝としました。

この試合でプロ初ヒット初打点をマークしたのが、4年目の増田大輝選手です。
25歳の増田選手は近畿大学を中退し、「とび職」も経験した異色の経歴の持ち主です。独立リーグを経て2015年の育成ドラフトで巨人に指名され、晴れてプロ野球選手になりました。

2年目に支配下選手の契約にこぎつけましたが、去年までは1軍での出場はなし。それでも今シーズンは2軍で3割5分台の好打率をマークし、4月19日、4年目にして初の昇格を果たしました。

そして、その日に途中出場でショートの守りにつき、外野からの中継プレーで素早い送球をして走者をホームでアウトにするなど、好プレーを見せました。

23日のヤクルト戦は最終回、2アウトから打線がつながり一塁二塁となって、代走で途中出場していた増田選手に念願のプロ初打席が回ってきました。

3球で追い込まれましたが、甘く入った5球目のフォークボールをレフト前初ヒット。初打点もあげました。

この時、増田選手の苦労を知るチームメートはベンチで総立ちになって自分のことのように喜んでいました。

試合後、増田選手は「ここまでの4年間はすごく長かった。でもあんな大観衆の中で1本ヒットを打ったら、気持ちいいですね。やっと自信を持って家族にボールを渡せる」と喜びをかみしめました。

巨人の内野陣は有望な若手がひしめき、厳しい競争を勝ち抜くには限られた出番でアピールを続けなければなりません。増田選手は「自分の役割を踏まえた上で、1日1日を大事にしたい」と念願の1軍の舞台でさらなる活躍を誓います。