卓球世界選手権 張本がストレート勝ちで3回戦進出

卓球世界選手権 張本がストレート勝ちで3回戦進出
ハンガリーで開かれている卓球の世界選手権は23日、男女のシングルス2回戦が行われ、世界ランキング4位の張本智和選手がストレート勝ちで3回戦に進みました。
卓球の世界選手権、大会3日目の23日は男女のシングルス2回戦が行われました。

このうち男子シングルスで日本選手40年ぶりのメダル獲得を目指す世界4位の張本選手は、世界70位のスウェーデンの選手と対戦しました。張本選手は、速いタイミングで打ち返す得意の高速バックハンドを次々と決めてスピードで相手を圧倒し、ゲームカウント4対0のストレート勝ちで3回戦に進みました。

世界8位の丹羽孝希選手や世界13位の水谷隼選手、それに世界45位の森薗政崇選手は3回戦に進みましたが、世界50位の吉村和弘選手はブラジルの選手に敗れました。

一方、女子シングルスでは、世界6位の石川佳純選手が特殊なラバーを貼るオーストリアの選手と対戦しましたが、複雑に回転する相手のボールに対応し、ゲームカウント4対1で勝ちました。

また、世界7位の伊藤美誠選手はラケットを自在に操る巧みなレシーブで優位に試合を進めて、アメリカの選手に4対1で勝利しました。伊藤選手は3回戦で、同じ18歳の中国の孫穎莎選手と対戦します。

女子シングルスは、世界9位でおととしの大会で銅メダルを獲得した平野美宇選手など日本選手5人すべてが3回戦に進みました。

また、女子ダブルスの2回戦では、前回大会銅メダルの伊藤選手と早田ひな選手のペアと佐藤瞳選手と橋本帆乃香選手のペアがそれぞれ勝って3回戦に進みました。

男子ダブルスの2回戦では、ことしの全日本選手権で初優勝した張本智和選手と木造勇人選手のペアがストレート勝ちしましたが、前回大会銀メダルの森薗選手と大島祐哉選手のペアは、フランスのペアにフルゲームの末、敗れました。

張本「メダルが1番の目標」

男子シングルスで3回戦に進んだ張本智和選手は、「前日から比べると調子も50%ほど上がり、結構よくなってきている。ここまで順調に進めると思っていなかったが、あすからはレベルがぐんと上がるのでしっかりと準備したい。おととしの大会はこわいもの知らずでプレッシャーもなくプレーができたが、今回は初戦から緊張感があったし、相手も向かってきている。メダルをとることが1番の目標なので、どの試合もそのことを胸に刻んで気を抜かず、1球1球諦めずにプレーしたい」と話していました。

石川「自信持って思い切り攻める」

女子シングルスで3回戦に進んだ石川佳純選手は「2回戦の相手はラバーが特殊で、ボールが急に止まったり、弾んだりとすべてやりづらく、対処が難しかった。あすが自分にとって最初の大きな山場になる。調子はいいと思うので、自信を持って、思い切り攻めていくプレーをしたい」と話していました。

伊藤「自分らしさをすべて出したい」

女子シングルスで3回戦に進んだ伊藤美誠選手は「会場に慣れてきて調子もだんだんよくなっていて、あすにつながる試合ができた」と落ち着いた様子で話しました。そして、強豪の中国選手と対戦する3回戦に向けて、「急に伸びてきた選手ですごく強いが、同い年なので、ここでしっかり勝って自信をつけたいし、負けられないという思いがすごくある。実力を出し切ることが勝ちにつながると思うので、自分らしさをすべて出したい」と意気込んでいました。