日仏首脳共同記者発表 スリランカ同時爆破テロを強く非難

日仏首脳共同記者発表 スリランカ同時爆破テロを強く非難
k10011893831_201904231957_201904231957.mp4
フランスを訪れている安倍総理大臣は、マクロン大統領との首脳会談に先立ち共同記者発表に臨み、スリランカでの同時爆破テロ事件について強く非難したうえで、国際社会と手を携えテロ対策に取り組む考えを強調しました。そのうえで、G20大阪サミットで力強いメッセージを発するため、フランスと協力していく考えを示しました。
ことし6月のG20大阪サミットの議長を務める安倍総理大臣は、日本時間の午後6時半ごろからフランスの首都パリの大統領府エリゼ宮でマクロン大統領とともに共同の記者発表に臨みました。

マクロン大統領は、スリランカでの同時爆破テロ事件について、「国を挙げてスリランカに必要な支援を行う。対テロで国際社会と協力していかなければならない」と述べました。

これに対し安倍総理大臣は、「テロを強く非難する。今回の事件で犠牲となった方々にご冥福と哀悼の意を表したい。国際社会と手を携えてテロと闘っていく」と述べました。

また、ノートルダム大聖堂で起きた大規模な火災について、お見舞いを表明したうえで、修復に向けた協力を惜しまない考えを示しました。

そして、G20大阪サミットについて、「成功に向けた日仏の緊密な協力について話し合いたい。サミットでは、団結した力強いメッセージを発したい」と述べたうえで、サミットに先立ちマクロン大統領夫妻を日本に招く考えを示しました。

ことしは、G20大阪サミットに続いて8月にフランスのビアリッツで、マクロン大統領が議長を務めるG7サミット=主要7か国首脳会議が開催されます。

このため、安倍総理大臣は、首脳会談で、双方のサミットで参加国の協調姿勢を打ち出せるよう、自由貿易の推進、WTO=世界貿易機関の改革、それに、電子データの適正管理に向けた国際的な枠組み作りなど、G20大阪サミットの主要議題について意見を交わし連携を確認しているものとみられます。

また、両首脳は、中国の海洋進出の強化などを念頭に、自由で開かれたインド太平洋の実現に向けた安全保障面での連携強化や、イギリスのEU=ヨーロッパ連合からの離脱に備えた経済面での協力などについても意見を交わしているものとみられます。