スリランカ同時爆破テロ事件 死者310人に 全土に非常事態宣言

スリランカ同時爆破テロ事件 死者310人に 全土に非常事態宣言
スリランカの最大都市、コロンボを中心に起きた同時爆破テロ事件で、スリランカ政府は、死者の数が310人になったと発表しました。

スリランカ政府は23日、全土に非常事態を宣言し、新たなテロを防ぐため厳戒態勢をしいています。
スリランカでは今月21日、最大都市コロンボとその郊外などのホテルとキリスト教の教会、合わせて6か所で、ほぼ同時に爆発などが起きました。

スリランカ政府は23日午前、一連の爆発などによる死者がさらに増えて310人になったと発表しました。けが人はおよそ500人にのぼっています。

スリランカの外務省によりますと、死亡した人のうち少なくとも31人が外国人で、日本人1人が含まれています。

一連の爆発のあと、軍などが国内各地で不審物の捜索や爆発物の処理を行っていて、22日もコロンボ中心部のバスターミナルで87個の起爆装置が見つかるなど緊張が続いています。

新たなテロの発生を防ぐため、シリセナ大統領は現地時間の23日午前0時、スリランカ全土に非常事態を宣言しました。

これにより警察や軍は裁判所の令状がなくても容疑者を拘束できるなど、厳戒態勢がしかれています。

一連の爆発をめぐっては、国内のイスラム過激派組織による犯行の疑いが強いとみて、警察が組織のメンバーら24人を拘束し、国際的なテロ組織との関連も捜査しています。

フランスに本部があるICPO=国際刑事警察機構は、爆発物やテロ対策などの専門家チームをスリランカに派遣し、捜査への協力を表明しています。