スリランカ同時テロ 10日ほど前にテロ計画の情報 関連捜査

スリランカの最大都市コロンボを中心に、ホテルとキリスト教の教会で起きた同時爆破テロ事件では、10日ほど前に国内のイスラム過激派組織が、キリスト教の教会などを狙った自爆テロを計画しているという情報を捜査当局がつかんでいたことが分かり、警察は今回の事件との関連を調べています。
スリランカでは21日、最大都市コロンボとその郊外などにあるホテルとキリスト教の教会、合わせて6か所でほぼ同時に爆発がありました。

3つのホテルは外国人が多く泊まる高級ホテルとして知られ、3つの教会ではキリスト教徒たちが復活祭=イースターの祈りをささげている最中でした。

これらの爆発の数時間後に、別の宿泊施設と住宅の2か所で爆発があり、警察は事件の捜査の過程で起きたと説明しています。

スリランカ政府によりますと、6か所の爆発と捜査の過程で、これまでに207人が死亡し、400人以上がけがをしました。

捜査当局は6か所の爆発はいずれも自爆テロで、周到に準備された計画的な犯行だったという見方を明らかにしています。

NHKが入手した捜査当局の内部文書によりますと、今月9日、「ナショナル・トウィート・ジャマーアト」という国内のイスラム過激派組織が、キリスト教の教会などを狙った自爆テロを計画しているという情報をつかみ、国防省が全国の警察に警戒態勢をとるよう指示を出していたことが分かりました。

しかし、計画がいつ実行されるのか、日付までは特定できていませんでした。

この組織が今回の同時爆破テロ事件を実行したとはまだ断定できていませんが、捜査当局はこの組織と事件との関連を捜査しています。