3月の外国人旅行者 過去最高の270万人 課題は消費拡大

3月の外国人旅行者 過去最高の270万人 課題は消費拡大
先月、日本を訪れた外国人旅行者は、中国からの個人旅行客が増加したことなどから、270万人余りとなり、3月としての過去最高を更新しました。
日本政府観光局によりますと、先月、日本を訪れた外国人旅行者は推計で276万100人でした。

これは、去年の同じ月より5.8%増えていて、3月としての過去最高を更新しました。

旅行者が増えたのは、国別で最も多い中国からの旅行者が個人旅行の増加などで、去年の同じ月より16.2%増えたことや、LCC=格安航空会社の増便や新規就航などで、タイやベトナムといった東南アジアからの旅行者が増えたためです。

また、先月までの3か月間で、外国人旅行者が宿泊や買い物などに使った金額は合わせて1兆1182億円と、去年の同じ時期より0.5%増えた一方で、1人当たりの金額は14万3000円余りと5.9%の減少となりました。

観光庁の田端浩長官は「1人当たりの消費額20万円の目標達成に向けて、宿泊日数を増やす地方への誘客や、ナイトタイムエコノミーなどコト消費の拡大、キャッシュレス決済といった環境整備の取り組みを強化したい」と話しています。