インドネシア大統領選 開票始まる 現職がリード

インドネシア大統領選 開票始まる 現職がリード
17日、投票が行われたインドネシアの大統領選挙は開票が続いていて、民間の調査機関などが一部の開票所で行ったサンプル調査によりますと、これまでのところ、現職のジョコ大統領が元軍人のプラボウォ氏を10ポイント前後リードしています。
任期満了にともなうインドネシアの大統領選挙は、2期目を目指す現職のジョコ大統領に、元軍の最高幹部のプラボウォ氏が挑むという、前回の選挙と同じ構図となりました。

投票はすでに締め切られ、各地で開票作業が始まっています。
複数の民間の調査機関や地元メディアが一部の開票所で行ったサンプル調査によりますと、これまでのところ、ジョコ大統領がプラボウォ氏を10ポイント前後リードしています。

このサンプル調査の速報値しだいでは、17日夜にも大勢が判明する可能性がありますが、選挙管理委員会による正式な結果は、およそ1か月後の来月22日に発表されることになっています。

選挙戦では、経済政策や貧困対策などをめぐり激しい論戦が繰り広げられた一方で、イスラム教徒が国民の9割近くを占めることから、両候補ともイスラム教を重視する姿勢を鮮明に打ち出してきました。

その結果、ほかの宗教を信じる少数派の人たちとの間で分断が生じているとも指摘されていて、これまで国の原動力ともなってきた社会の多様性が維持されるのか、選挙後の国のゆくえにも注目が集まっています。