新一万円札 渋沢栄一の直筆の書 足利学校が公開

新一万円札 渋沢栄一の直筆の書 足利学校が公開
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デザインが一新される新しい一万円札の肖像画に採用された渋沢栄一の直筆の書が、栃木県足利市の足利学校で特別に展示されています。
この展示はデザインが一新される新しい一万円札に「近代日本経済の父」と呼ばれる渋沢栄一の肖像画が採用されることを記念して足利学校が企画しました。

公開されているのは直筆の書2点で、このうち「温良恭謙譲」と書かれた書は儒学の深い知識を持つ渋沢が生前、足利学校に寄贈したものとされています。

このことばは孔子が人に接する際の穏やかで素直な態度を表したものだということです。
また、明治43年に渋沢が足利学校を訪れた際、来訪者の名簿に書いた論語の一節と名前も公開されています。

神奈川県から訪れた70代の男性は「渋沢栄一と足利学校の関係を知り、足利学校の歴史の深さを感じました」と話していました。

史跡足利学校事務所の石川維主査は「新しい紙幣に渋沢が採用されるこの機会に、渋沢と儒学との関わりをぜひ知ってもらいたい」と話していました。渋沢栄一の直筆の書の公開は、来月26日まで行われます。