仏留学の日本人女子大生不明 手配のチリ人聴取へ 捜査当局会見

仏留学の日本人女子大生不明 手配のチリ人聴取へ 捜査当局会見
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フランスに留学していた日本人の女子大学生の行方が分からなくなっている事件について、フランスの捜査当局は16日、殺人の疑いで国際手配している元交際相手のチリ人の男が犯人である強い確信があると述べ、捜査の行方に自信を示しました。
筑波大学の学生、黒崎愛海さんは2016年12月、留学先のフランス東部のブザンソンで行方が分からなくなり、フランスの捜査当局は、元交際相手でチリ人のニコラス・セペダ容疑者(28)を殺人の疑いで国際手配しています。

セペダ容疑者はすでにチリに帰国していて、フランス当局の検察官は、チリ側と合同で本人の取り調べを行うため、チリの首都サンティアゴを訪れ、16日、チリの捜査当局と会議を開き、今後の捜査方針を話し合いました。

このあと両国の捜査当局は、合同で記者会見を開き、フランスの検察官は「これまでの捜査で、さまざまな物証を積み上げてきた。容疑者が犯人だという強い確信がある」と述べ、捜査の行方に自信を示しました。

一方、チリ当局の担当者は「フランス側と綿密に協力していく」と述べる一方、「容疑者には黙秘する権利がある」とも述べ、慎重に取り調べを行う考えを示しました。

フランス当局は事件のあと、ブザンソン近郊の森などで捜索を続けてきましたが、去年10月に打ち切っていて、今回の取り調べで、これまでの捜査を基に、容疑者から有力な証言を引き出すことができるかが焦点です。