タイ拠点の振り込め詐欺 警察庁の捜査員がタイに到着

タイ拠点の振り込め詐欺 警察庁の捜査員がタイに到着
タイで日本人を狙った振り込め詐欺グループの拠点が摘発された事件で、タイの警察と連携して、グループの実態解明を進めるために、警察庁が派遣した捜査員が日本時間の16日夕方、タイに到着しました。
タイに派遣されたのは、警察庁の捜査員3人で、16日午後4時前(日本時間午後6時前)、タイの空港に到着しました。いずれもスーツ姿の捜査員3人は、集まった日本の報道陣の問いかけに応じることなく、用意された車両に乗り込みました。

タイ中部のパタヤでは先月29日、振り込め詐欺グループの拠点が摘発され、日本人の男15人が不法就労の疑いでタイの警察に逮捕されました。

これまでの調べで、このグループは日本に電話をかけ、「高額の滞納金がある」とうその説明をして電子マネーを購入させる手口などで、100人以上から2億2000万円以上をだましとっていた疑いがあるということです。

捜査員は、タイに3日間ほど滞在する予定で、17日から現地の警察と情報交換などを行うことにしています。

また、今回逮捕された日本人の男らに日本国内から指示をしていた人物がいたとみられ、警察当局は今後、タイの警察と連携してグループの実態解明を進めることにしています。

タイでは、日本での振り込め詐欺に関わったとして、奈良県警などが指名手配していた別のグループの38歳の男も不法滞在の疑いで逮捕されていて、近く身柄が引き渡されて日本に移送される見通しです。