国内最大級 耐震実験装置が完成 茨城 つくば

国内最大級 耐震実験装置が完成 茨城 つくば
首都直下地震などに備えた建築材の研究に役立てるための国内最大級の実験装置が、茨城県つくば市にある国の研究機関に完成し、16日、関係者に公開されました。
つくば市の「建築研究所」に完成した実験装置は、地震から高層ビルを守る壁材やコンクリート製のくいなどの性能を調べるために開発された高さおよそ12メートルの国内最大級のもので、16日は研究者などおよそ50人が見学に訪れました。

自動制御された7つの油圧ジャッキを使って、上下左右や前後に力を加える仕組みで、このうち上下方向には最大2000トンの力を加えることができ、巨大地震の際に建物にかかる衝撃を再現できるということです。

建築研究所は、この装置を首都直下地震に備えて開発が求められる、より耐震性の高い建築材の研究などに役立てたいとしています。

建築研究所の向井智久主任研究員は「直下型などさまざまな種類の地震を想定した実験ができるようになったので、これを活用してより安心できる社会を実現していきたい」と話しています。