東京五輪・パラの交通対策 この夏に検証へ

東京五輪・パラの交通対策 この夏に検証へ
来年のオリンピック・パラリンピックに向け、東京都や大会の組織委員会はことし7月から8月にかけて大会本番を想定した交通量の抑制対策を企業に呼びかけるなどしたうえで、その効果を検証することになりました。
東京都や組織委員会、それに交通や物流の専門家などで作る検討会は、東京 中央区で会合を開き、大会期間中に懸念される交通混雑を緩和するための対策を議論しました。

この中で、ことしの夏に大会本番を想定した交通量の抑制対策を行い、首都圏全体の交通量を平均で10%程度抑制するという大会での目標を実現できるかどうか、検証することを決めました。

具体的には、大会期間中を想定して7月22日から8月2日と、8月19日から8月30日のいずれも平日を、集中取り組み期間として、社員の時差出勤やテレワーク、それに物流面の対策などに取り組むよう企業などに呼びかけます。

また、ことし7月以降、競技会場で行われるテスト大会では、会場周辺や高速道路の料金所などで、交通量を抑制するための試験的な対策を行うということです。

検討会は、ことし夏の検証結果を踏まえて、秋をめどに交通混雑への対策などを盛り込んだ最終的な提言をまとめることにしています。

一方、大会期間中に首都高速道路の一部で通行料金を引き上げるなどの追加の対策については結論が出されず、引き続き国や首都高速道路などの間で検討が続けられているということです。