ハンセン病患者家族 集団訴訟判決6月に延期 熊本地裁

ハンセン病患者家族 集団訴訟判決6月に延期 熊本地裁
ハンセン病の患者に対する誤った隔離政策で家族も差別され被害を受けたなどとして、元患者の家族500人余りが国に賠償と謝罪を求めている全国で初めての集団訴訟で、熊本地方裁判所が来月31日としていた判決の言い渡しを、6月28日に延期したことが分かりました。
この裁判では、全国に住むハンセン病の元患者の家族561人が国の誤った隔離政策で家族も差別され、患者の家族であることを隠して生活しなければならないなど、深刻な被害を受けたとして、国に対し1人につきおよそ500万円の賠償と新聞への謝罪広告の掲載を求めています。

去年12月に熊本地方裁判所で最後の審理が行われ、来月31日に判決が言い渡されることになっていましたが、原告の弁護団によりますと、15日裁判所から6月28日に延期すると連絡があったということです。理由は明らかにしなかったということです。

原告の弁護団は「来月の判決のときにピークが来るよう集会や国会行動などを行う準備を進めていたのに突然の延期に戸惑っている」とコメントしています。