熊本地震3年 益城町の被災小学校で体験振り返る

熊本地震3年 益城町の被災小学校で体験振り返る
一連の熊本地震のうち2度目の震度7を観測してから16日で3年です。二度にわたって震度7を観測した熊本県益城町の小学校では、小学生が当時の体験を振り返り、これからできることを考える授業が行われました。
熊本県益城町は、3年前の4月14日と、2日後の16日の二度にわたって震度7の揺れに襲われました。

町立の広安西小学校は校舎にひびが入り、避難所になった体育館には最も多いときでおよそ800人が身を寄せ、今も児童20人が仮設住宅から通学しています。

16日、全校集会が開かれ、児童と教職員合わせておよそ780人が黙とうをしました。

山本定校長が「地震で怖い思いや苦しい経験をたくさんしたと思いますが、支えてくれた人の温かさや感謝の気持ちを忘れないでください」と呼びかけました。

そして4年生の中野あんさんが作文を朗読し、地震直後に車の中で寝泊まりしたことや、温かい給食が食べられず悲しかったと振り返ったうえで「また地震が起きたときも命を守り、困っている人がいたら助けたい」と訴えました。

このあと児童らは教室で授業を受け、地震を体験して気付いたことや、これから自分たちにできることなどを話し合いました。

授業のあと6年生の児童らは「当たり前の生活のありがたさや家族の温かさに気付いた」とか「多くの人が救われた医療に将来自分も携わりたい」などと話していました。