石の割れ目から育つ「石割桜」開花 樹齢360年 盛岡

石の割れ目から育つ「石割桜」開花 樹齢360年 盛岡
盛岡市中心部にある国の天然記念物、大きな石の割れ目から育った「石割桜」がことしも花を咲かせ、多くの人が訪れています。
「石割桜」は盛岡市中心部の内丸にある盛岡地方裁判所の敷地内に育っている、樹齢およそ360年とされるエドヒガンザクラです。

雷が落ちてできた大きな石の割れ目に桜の種が入って成長したとされ、国の天然記念物に指定されています。

盛岡市では午前中から気温が上がり、午前11時前、市の職員によって、石割桜に1輪の花が咲いているのが確認されました。

石割桜の開花は、先月下旬から今月上旬にかけて雪が降るなど気温の低い日が続いたことから去年よりも5日遅くなりました。

石割桜の周りには多くの人が訪れ、訪れた人たちが指をさしながら花びらの位置を確認したり写真を撮ったりして、春の訪れを楽しんでいました。

市によりますと、石割桜はさらに花を咲かせ、あと1週間ほどで見頃を迎えるということです。

盛岡市の77歳の男性は「ようやく花が咲いてうれしいです。新しいシーズンが始まるという気持ちで、わくわくしています」と話していました。

石割桜は盛岡市の観光名所の1つになっていて、地元の観光ガイドを務める岡田和士さん(69)は「ガイドとして多くの人たちに石割桜の生命力の強さを伝えていきたい」と話していました。