熊本地震3年 南阿蘇村で夫婦追悼の祈り

熊本地震3年 南阿蘇村で夫婦追悼の祈り
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3年前の4月16日未明に起きた熊本地震の本震では、熊本県南阿蘇村の立野地区で大規模な土砂崩れが起きて、自宅にいた片島信夫さん(69)と利榮子さん(61)の夫婦が亡くなりました。3年となる16日、自宅があった場所に地元の住民らが集まり、夫婦の死を悼んで黙とうし、祈りをささげました。
村によりますと、立野地区の人口は、地震の前、360世帯880人でしたが、地区の外に避難を余儀なくされ、現在は当時のおよそ4割の158世帯に減っています。

被災当時の区長の山内博史さん(65)は、片島さん夫婦の慰霊と復興への決意を伝えるため、毎月16日に現場を訪れています。

山内さんは「犠牲者が出たことや地区の住民が命からがら逃げたことをこの3年間で誰も忘れていないと思う。災害を風化させないためにも足を運び続けたい」と話していました。