ベネズエラ 反政府側の支援国が会議 具体的提言打ち出せず

ベネズエラ 反政府側の支援国が会議 具体的提言打ち出せず
政情不安が続く南米のベネズエラをめぐり、反政府側を支援する各国の外相などがチリに集まり、人道支援の必要性で一致したものの、具体的な提言を打ち出すまでには至りませんでした。
ベネズエラでは独裁を続け、ロシアや中国が支持するマドゥーロ大統領と、暫定大統領を宣言し、アメリカや南米の多くの国が支援するグアイド国会議長が対立し、国際社会を巻き込んで混乱が広がっています。

こうした中、グアイド議長が率いる反政府側を支援するブラジルやカナダなど、14か国の外相らがチリの首都サンティアゴに集まり、支援の在り方について協議しました。

冒頭でチリのピニェラ大統領は「ベネズエラの独裁政治を終わらせる必要がある。独裁者と話し合う余地はなく、一刻も早い人道支援が必要だ」と訴えました。

会議にはベネズエラの反政府側の代表も招かれ、参加各国は人道支援の必要性で一致したものの、具体的な提言を打ち出すまでには至りませんでした。

ベネズエラでは、マドゥーロ大統領が依然として軍などを掌握していて、グアイド氏を支持する動きは広がりを見せていません。

マドゥーロ政権側はグアイド氏側への反発を強め、混乱が収まる兆しはなく、国民からは双方が対立するのではなく対話をするべきだという意見も出ています。