中国軍機 台湾をほぼ周回する訓練実施 蔡英文政権をけん制か

中国軍機 台湾をほぼ周回する訓練実施 蔡英文政権をけん制か
中国軍の爆撃機が、15日、台湾を周回するようなルートで飛行訓練を実施し、このところ台湾海峡にたびたび艦艇を派遣しているアメリカや、トランプ政権と連携を強める台湾をけん制したものとみられます。
台湾の国防部によりますと、15日正午ごろ、中国軍の偵察機や爆撃機など複数の航空機が、台湾とフィリピンの間のバシー海峡を抜けて西太平洋の海域で訓練を実施し、このうち爆撃機は沖縄本島と宮古島の間の上空を通過して中国側に戻ったということです。

中国軍機が台湾を周回するようなルートで飛行するのはおよそ1年ぶりだということです。

一方、中国国防省は、15日、台湾東部の海域で艦船や爆撃機、偵察機を含む海と空の兵力による合同訓練を実施したと発表しました。

訓練は、「敵」の制圧など実戦を想定したものだとしていて「国家の主権と領土を守る能力を絶えず向上させる」などと意義を強調しています。

中国としては、ことしに入ってから台湾海峡にたびたび海軍の艦艇を派遣しているアメリカと、トランプ政権との連携強化を進める台湾の蔡英文政権をけん制するねらいがあるものとみられます。