熊本地震3年 被災地の交通インフラ復旧が課題

熊本地震3年 被災地の交通インフラ復旧が課題
一連の熊本地震のうち2度目の震度7を観測してから16日で3年です。土砂災害が相次いだ熊本県の阿蘇地域では、今も幹線道路が通行できなくなっているほか、鉄道で運休の区間が残っていて、交通インフラの復旧が大きな課題となっています。
災害関連死を含めてこれまでに熊本県と大分県で273人が亡くなった3年前、平成28年の熊本地震では、最初の震度7の揺れを観測した2日後の4月16日に2度目の震度7を観測しました。

熊本県の阿蘇地域では、大規模な土砂災害が起きて交通インフラが寸断され、3年たった今も熊本と大分を結ぶ国道57号線と、崩落した熊本市と南阿蘇村を結ぶ阿蘇大橋が通行できなくなっていて、ともに来年度の開通を目指して工事が続いています。

また鉄道では、JR豊肥本線の阿蘇と肥後大津の間のおよそ27キロの区間が、南阿蘇鉄道では、立野と中松の間の10キロ余りの区間が運休していて、豊肥本線が来年度中、南阿蘇鉄道が2022年度中の全線復旧を目指しています。

こうした交通インフラの復旧の遅れは生活の再建や観光面に影響を及ぼしていて、熊本県は工事を加速化させたいとしています。