元駐イラン大使が部下の女性にキスか 女性が刑事告訴

元駐イラン大使が部下の女性にキスか 女性が刑事告訴
イランに駐在した元大使が在任中、大使公邸で部下の女性職員にキスなどをしたとして、この職員から強制わいせつの疑いで、刑事告訴されていたことがわかりました。
外務省の女性職員の訴えによりますと、当時、駐イラン大使を務めた駒野欽一氏が、2012年10月、イランの首都テヘランの大使公邸で、女性と夕食をともにしたあと、女性を抱き寄せたうえ、突然、キスをしたとしています。

さらに、女性は、駒野氏に胸や足を触られるなど、わいせつな行為をされたとも主張しています。

駒野氏は、この年の11月に退職していますが、翌年の2013年2月、外務省の当時の官房長がセクハラ行為にあたるとして口頭で注意したということです。

女性は、先月、強制わいせつの疑いで、警視庁に刑事告訴し、受理されたということです。

女性は、現在、精神的なショックによる「急性ストレス反応」と診断され、外務省を休職しています。

女性はNHKの取材に対し、「当時は相手が大使という権力者で、影響力のある人だったので、表立った相談もできず、つらい思いを過ごしてきた。しかし、駒野氏は退職後、処分を受けず、日本とイランの友好協会の会長も務めていたことなどが、許せなかった。外務省は女性のハラスメントなどの問題対応を改善してほしい」と話しています。