中国 広州で最大規模の商談会 日本に期待も

中国 広州で最大規模の商談会 日本に期待も
中国で輸出企業を対象にした最大規模の展示商談会が南部の広州で始まりました。

アメリカとの貿易摩擦が続く中、関係改善が進む日本などほかの地域への売り込みを強化する動きが広がっています。
これは中国商務省などが開いているもので、電子機器や工作機械などの輸出企業、およそ2万5000社が参加する中国で最大規模の商談会です。

中国の税関総署によりますと、米中の貿易摩擦の影響もあって、ことし1月から先月までのアメリカ向けの輸出額は去年の同じ時期より8.5%減少したということで、会場では、関係改善が進む日本など、ほかの地域への売り込みを強化する動きが広がりを見せています。

このうち浙江省の電池メーカーは、輸出の3割がアメリカ向けで、去年、関税が上がったため、顧客と負担を折半して影響を抑えているということです。

今後の米中の貿易交渉しだいで関税がさらに上がることを懸念して、日本のほか、中国が掲げる巨大経済圏構想、一帯一路の関係国向けに営業を強化していました。

メーカーの販売担当者は「貿易交渉の行方が心配だ。日本との関係改善に合わせて取り引きも増えることに期待したい」と話していました。

日本から参加した家電商社のバイヤーは「日中の経済対話が行われ、政治が安定することで、ビジネスにもいい影響が出てほしい」と期待を寄せていました。