津波で全壊の郵便局 高台に移転で業務再開 岩手 山田町

津波で全壊の郵便局 高台に移転で業務再開 岩手 山田町
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東日本大震災で大きな被害を受けた岩手県山田町で、津波で全壊した郵便局が高台に移転して、8年ぶりに業務を再開し、記念の式典が開かれました。
山田町の「織笠郵便局」は、震災の津波で浸水し、勤務していた3人は高台に避難して無事でしたが、建物は全壊して使えなくなりました。

建物はこのほど、元の場所からおよそ600メートル離れた高台に移転し、15日、8年ぶりに業務が再開され、およそ50人が参加して記念の式典が開かれました。

この中で、山田町の佐藤信逸町長が「郵便局はガスや水道と同様、重要な生活インフラだ。みんなに愛され、頼りにされる郵便局になってほしい」とあいさつしました。

そして、午前9時に営業が始まると、近くの住民が訪れ、窓口で年金を受け取ったり、ATMで現金を引き出したりしていました。

郵便局のそばには、先月開通した三陸鉄道リアス線の「織笠駅」もあり、震災で被災した人たちの生活の再建を後押しすることが期待されています。

年金を受け取るために訪れた80代の男性は「今までは、車で別の郵便局に行っていたので大変でした。今後は歩いて来られるので便利になります」と話していました。

織笠郵便局の飛内栄生局長は「ようやく再建できてうれしい。地域を支える郵便局として、頑張っていきたい」と話していました。