指揮者 佐渡裕さんが子どもたちと復興願う音楽祭 熊本

指揮者 佐渡裕さんが子どもたちと復興願う音楽祭 熊本
世界で活躍する指揮者、佐渡裕さんが熊本市を訪れ、地元の子どもたちと地震被害からの復興を願う音楽祭を開きました。
佐渡裕さんは熊本地震以降、県内各地で演奏会を開いたり、募金活動を通じて被災した学校の楽器の買い替えや修理をしたりするなど、復興を支援しています。

熊本地震の発生から3年となる14日、熊本市中央区の県立劇場では「こどもが主役の復興音楽祭」が開かれました。

佐渡さんは、県内の4つの高校の吹奏楽部員82人で結成されたバンドの演奏を聴いたあと公開指導を行い、およそ50分間にわたって楽器ごとの役割や音の強弱のつけ方について熱心に指導しました。

このあと、全国の子どもたちで作り被災地で活動を続けているスーパーキッズ・オーケストラと県内の中学生が加わって復興支援ソング「花は咲く」を演奏しました。

会場に詰めかけた人たちは歌詞を口ずさみながら聴き入っていました。熊本市の69歳の女性は「とても感動しました。子どもたちが一生懸命演奏する姿を見て、自分も頑張りたいと思った」と話していました。

佐渡さんは「まだまだ多くの人が大変な暮らしをしていますし、音楽を通じて少しでも悲しみを共有して、未来に向かう背中を押していければと思います。これからも定期的に来たいです」と話していました。