熊本地震3年 住民が地震体験を振り返る 益城町

熊本地震3年 住民が地震体験を振り返る 益城町
熊本地震で震度7の揺れを2度観測した益城町で、住民たちが地域を歩いて回り、復興の状況を確認しながら地震の体験を振り返る催しが開かれました。
この催しには益城町で自宅を再建した人や仮設住宅に住む人など地元の住民およそ30人が参加しはじめに地震で倒壊した木山神宮で町の復興を祈りました。

そして、地域を歩いて回りながら橋の架け替え工事が進む様子や工事が終わった堤防などを確認していました。

益城町では今も住宅が建設できずさら地になったままの土地もあり、参加者の中にはさら地を見てさびしそうな表情を見せる人もいました。

最後に住民たちは地震の直後、避難所などで配られていた水を注ぐだけで食べられる「アルファ米」などの非常食を食べ、地震の体験を振り返っていました。

63歳の男性は「さら地がまだ多く、復興が進んでいるようには感じられなかった。地震から3年がたっても、地域の状況を見るたびに寂しい気持ちになります」と話していました。

催しを企画した住民の富田昭寿さん(70)は「今回のような催しで地震が起きた当時を思い出し、地域の防災力を高めていきたい」と話していました。