東京パラまで500日 障害の体験しながら意思伝達を考える

東京パラまで500日 障害の体験しながら意思伝達を考える
東京パラリンピックの開幕まで500日の13日、見えない、聞こえない、話せないといった障害を体験しながら、コミュニケーションの取り方を考えるワークショップが開かれました。
これは東京パラリンピックをきっかけに障害のある人や外国人などとコミュニケ-ションをとれる方法を考えようと開かれたもので都内の会場にはおよそ60人が集まりました。

参加者たちはまず、見えない、聞こえない、話せないといった障害をマスクや目隠しをするなどしてじゅんじゅんに体験しながら、自分の名前や朝食のメニューを伝えることに挑戦しました。

最初は文字で伝える人がほとんでしたがそれが禁止されると、ジェスチャーや声をかけるなどして互いの情報を伝え合いました。

最後に、見えない、聞こえない、話せないとすべてが制限された状態でことばを伝えるゲームも行われ、参加者たちは手の平に文字を書いてみたり、手足を使ってそのことばを表現して互いに触れ合ったりして懸命に伝えていました。

参加した40代の女性は「障害がある人とふれあう機会があまりなかったので、どうしたらいいのか最初はわからなかったが、相手を思いやる気持ちがあれば障害があってもコミュニケーションはとれることに気付かされました」と話していました。

ワークショップを行った団体のデザイナー、河カタソウさんは「視覚に障害がある人と聴覚に障害がある人がどうやってコミュニケ-ションをとるのだろうという疑問からこの取り組みを始めました。障害を模擬的に体験して考えてもらい不安になることはないことを知ってもらうことでふだん障害者と接する機会がない人が持っている壁を取り払うことができたらいいと思う」と話していました。