国連 教育格差是正で日本の通信制高校に注目

国連 教育格差是正で日本の通信制高校に注目
国連で教育格差とICT=情報通信技術の活用をテーマにした国際会議が開かれ、スマートフォンを使って低価格で授業を受けられる日本の通信制高校の事例に出席者の関心が寄せられました。
この国際会議は、国連と連携するNGOが主催して12日、国連本部で開かれ、ユニセフ=国連児童基金や、ユネスコ=国連教育科学文化機関の担当者、それに教育関係者らおよそ100人が参加しました。

この中でユニセフの担当者は、中央アジアのキルギスやアフリカのシエラレオネなどでIT設備がない学校を洗い出し、政府と連携してIT化を進める計画を紹介しました。

続いて、ICTを教育の普及に活用している事例の一つとして、インターネットを使った教育で知られる日本の通信制高校「N高等学校」の取り組みが紹介され、山中伸一理事長がスマートフォンを使って誰でもどこでも低価格でオンライン授業を受けられることを説明しました。

山中理事長は「ICTを使いながら、単に勉強するだけでなく、楽しく勉強する、どこに住んでいても、ハンデがあっても勉強できるというメッセージを伝えられたと思う」と話していました。

ユネスコ・ニューヨーク事務所のデ・ギマラエアス・ピントさんは日本の高校の取り組みについてすばらしい事例だとしたうえで、「ICTは教育をより遠く、広い範囲に普及できるので、われわれが推進すべきものとして注目している」と話していました。