昨年度の自衛隊機の緊急発進 過去2番目の多さ 半数以上は中国

昨年度の自衛隊機の緊急発進 過去2番目の多さ 半数以上は中国
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領空侵犯のおそれがある国籍不明機に対する自衛隊機のスクランブル=緊急発進は昨年度、999回と前の年に比べて11%増え、過去2番目の多さになったことが防衛省のまとめで分かりました。中国機に対するものが全体の半数以上を占めていて、防衛省は警戒と監視を続けています。
防衛省によりますと、航空自衛隊の戦闘機が昨年度に行ったスクランブル=緊急発進は999回で、前年度に比べ95回、率にして11%増えました。

これは過去2番目に多いということですが、過去最多となった平成28年度に比べると169回、14%下回っています。

国や地域別で最も多かったのが中国機に対するもので、638回と全体の64%を占め、次いでロシア機が343回と全体の34%でした。

中国機への対応では、去年4月に中国の無人機とみられる機体が沖縄県の尖閣諸島の北、約160キロで確認されたほか、ことし3月には日本周辺ではこれまで見られなかったY9哨戒機の飛行が確認されるなど特異な動きも見られます。

防衛省は、中国機の活動が引き続き活発だとして警戒と監視を続けています。