米軍機が事前情報なく低空飛行 ドクターヘリも飛ぶ空域で 高知

米軍機が事前情報なく低空飛行 ドクターヘリも飛ぶ空域で 高知
ドクターヘリが飛行する高知県本山町の上空で、アメリカ軍の戦闘機が事前の情報提供なしに低空飛行訓練を行ったとして、高知県は、アメリカ軍への申し入れを政府に要請しました。
高知県によりますと、11日午後1時ごろ、本山町の上空で、アメリカ軍の戦闘機2機が、事前の情報提供なしに低空飛行訓練を行っていると、町から県に連絡がありました。

その約40分後には、同じ空域でドクターヘリによる緊急搬送があり、大きな事故につながるおそれもあったということです。

このため高知県は12日、低空飛行訓練を行う際にはルートや時期について、事前に情報提供することや、危険な訓練は行わないことをアメリカ軍に申し入れるよう、外務省と防衛省に対して要請しました。

高知県によりますと、付近ではこれまでも同様の訓練が繰り返されていて、県はアメリカ軍に事前の情報提供を求めてきましたが、情報が提供されたことは一度もないということです。

高知県の尾崎知事は「消防防災ヘリやドクターヘリが日常的に飛行していて、不安の声が出ている。県内では過去に4回のアメリカ軍機による事故が発生しており、危険性の高い低空飛行訓練が続けられていることは遺憾だ」とコメントしています。