フィギュア国別対抗戦2日目 宇野昌磨 ジャンプミス続き3位に

フィギュア国別対抗戦2日目 宇野昌磨 ジャンプミス続き3位に
福岡市で開かれているフィギュアスケートの団体戦、世界国別対抗戦は2日目の12日、男子シングルのフリーが行われ、宇野昌磨選手が難度を上げた演技に挑みましたが、ジャンプにミスが続き、3位でした。このほかの種目と合わせて、日本は初日と同じ2位につけています。
今シーズンを締めくくる世界国別対抗戦は、6つの国で争う団体戦で、男女シングルとペア、アイスダンスの4つの種目の合計で順位を競います。

2日目の12日は、男子シングルのフリーとペアのショートプログラム、それにアイスダンスのフリーダンスが行われました。

男子シングルでは、宇野選手が「自分の成長の第一歩にしたい」と難度を上げた演技で臨みました。

冒頭の4回転フリップと3回転トーループの極めて難度の高い連続ジャンプをきれいに決め、続く単独の4回転フリップも高い完成度で成功させました。

そして、基礎点が高くなる演技後半に、世界で誰も成功させたことのないトリプルアクセルのあとに4回転トーループをつける連続ジャンプに挑みましたが、「体力不足だった」と2つめの4回転トーループの軸が大きくぶれて転倒しました。

その後も連続ジャンプで着氷が乱れるなど演技後半にミスが続き、189.46で3位でした。また、田中刑事選手は、自己ベストを更新する169.79で6位でした。

1位は、先月の世界選手権で2連覇を果たしたアメリカのネイサン・チェン選手で、199.49でした。

日本はこのほか、ペアのショートプログラムでは、三浦璃来選手と市橋翔哉選手のペアが44.93で6位、アイスダンスのフリーダンスでは、小松原美里選手とティム・コレト選手のペアが99.31で6位でした。

この結果、日本は初日と同じアメリカに次ぐ2位となっています。13日は女子シングルとペアのフリーが行われ、最終順位が決まります。

宇野「明らかに体力不足」

フリーの演技で3位だった宇野昌磨選手は、ジャンプでミスが続いたことについて、「明らかに体力不足だった。練習ではやっていない演技構成だったので、やはり練習でしていないことは本番ではできない。たくさん練習しないといけないなと改めて思った」と話しました。

さらに、成功すれば世界で初めてだったトリプルアクセルと4回転トーループの連続ジャンプに挑戦したことについて、「直前の4回転サルコーで失敗した時に、トリプルアクセルを跳ぶ体力が残っていないと感じていたが、やるしかなかった。とてもきつかった。来シーズン以降に自分の武器になればいい」と苦笑いを浮かべて話していました。

そして、この大会で今シーズンを終えたことについて触れ、「精神的に強い部分が出たり弱い部分が出たりしたシーズンだった。もう強くならなくてもいいいので、とにかくうまくなりたい。もっと世界のトップを走って行くという思いを持って練習しないといけない」と、次のシーズンを見据えていました。

シーズンオフの練習について聞かれると、「4回転アクセルは自分には向いていないと思うがトーループはまわりすぎるので、トーループをちょこっとだけ練習していきたいです」と笑顔で話し、5回転ジャンプも視野に入れた練習に取り組むことを明らかにしました。