福島第一原発3号機プールの核燃料 15日に取り出し開始

福島第一原発3号機プールの核燃料 15日に取り出し開始
福島第一原子力発電所3号機の使用済み燃料プールに保管されている核燃料について、東京電力は今月15日に取り出しを始めると発表しました。
事故でメルトダウンした福島第一原発3号機の使用済み燃料プールには、566体の核燃料が残されていて、東京電力は事故の年につくられた計画で2014年末に取り出しを始めるとしていました。

しかし、がれきの撤去や除染に時間がかかったことに加え、燃料をつり上げる装置の不具合などで、これまでたびたび作業が延期されています。

東京電力は機器の復旧などを進め、今月15日午前に取り出しを始めると発表しました。

東京電力によりますと、まず、使用していない核燃料7体を輸送用の容器に移し、大型クレーンで地上に降ろしたあと、原発の敷地内にある専用のプールに運びます。

その後、作業の検証などをしたうえで、残る核燃料の取り出しを進め、2020年度中の完了を目指すということです。

3号機の燃料プールからの核燃料の取り出しを始める時期について、東京電力は4年前に工程を示したときは2017年度とし、おととしには昨年度の中頃としましたが、結局、当初の計画から4年余り遅れることになります。