警察署保管中の8500万円窃盗事件で7人処分 広島県警

警察署保管中の8500万円窃盗事件で7人処分 広島県警
おととし広島市の警察署で、事件の証拠品として保管されていた現金8500万円余りが盗まれた事件で、警察は、管理が不適切だったなどとして当時の幹部ら7人を処分しました。
おととし5月、広島中央警察署で、詐欺事件の証拠品として会計課の金庫に保管されていた現金8572万円が盗まれていることが分かり、警察は内部の犯行の疑いが強いとみて捜査しています。

これについて広島県警察本部の石田勝彦本部長は記者会見で「あってはならないことで、県民の皆さんに深くおわびします」と陳謝しました。

そのうえで、証拠品の管理が不適切だったなどとして、
▽金庫の管理責任者だった当時の会計課長と、現金を押収し保管した生活安全課の当時の課長の2人を戒告の懲戒処分に、
▽署長と当時の副署長ら5人を本部長注意の処分にしました。

盗まれた現金は詐欺事件の被害者に返還されるため、広島県警は内部で補填(ほてん)することにしていて、幹部などからほぼ同額を集めたとしています。