熊本 阿蘇山 火山活動やや高まる 警戒レベル1も注意を

熊本 阿蘇山 火山活動やや高まる 警戒レベル1も注意を
熊本県の阿蘇山では、火山ガスの放出量が急増するなど火山活動がやや高まっています。気象庁は噴火警戒レベル1を継続したうえで、今後の情報に注意を呼びかけています
気象庁によりますと、阿蘇山では火山ガスの放出量が急増し、12日の調査で3600トンと非常に多い状態となりました。

また、火山活動の活発化に伴い量が減少するとされる火口内の「湯だまり」の量は、通常の1割から2割ほどに減少し、火山ガスなどが火口の土砂を吹き上げる土砂噴出も観測されているということです。

一方で、地下の熱水や火山ガスの動きを示すとされる「火山性微動」の振幅は、変動が見られるものの小さい状態だということです。

気象庁は噴火警戒レベル1を継続したうえで、火山活動がやや高まっているとして、今後の情報に注意するとともに、火口付近では火山ガスなどに注意するよう呼びかけています。

阿蘇山では、火山活動が高まっているとして先月12日、噴火警戒レベルが「火口周辺規制」を示すレベル2に上げられましたが、その後、29日にはレベル1に下げられていました。

阿蘇市などでつくる協議会は現在、火口周辺の立ち入り規制は行っていないということです。