スズキ ブレーキ検査でも長年不正の可能性 社外専門家調査

スズキ ブレーキ検査でも長年不正の可能性 社外専門家調査
自動車メーカーの「スズキ」が燃費や排ガスの検査データを改ざんしていた問題で、社外の専門家による調査の結果、ブレーキなど安全性能に関わる検査でも長年にわたって不正が続いていた可能性があることが分かりました。
スズキの出荷前の検査をめぐっては去年9月、国土交通省の立ち入り検査で、それまで改ざんはないと説明していたデータが書き換えられていたことが発覚しました。

社外の専門家による調査を進めてきたスズキは12日午後、鈴木俊宏社長が国土交通省を訪れ、自動車局長に報告書を提出しました。

報告書では改ざんの背景として、完成検査の重要性に対する自覚が乏しかったことや検査部門の独立性が欠如し、人材や検査の時間が不十分だったことを指摘しています。

そのうえで、検査員への聞き取りなどから、ブレーキやエンジンなど安全性能に関わる検査でも昭和56年ごろから不正が続いていた可能性があることや、訓練中の検査補助者が1人で検査を行っていたことが新たに分かったとしています。

スズキは、改ざんが行えないようプログラムを改修したほか、検査員を倍増するなどして再発防止を徹底するとともに、安全上問題がある車種について必要に応じてリコールを行うとしています。