G20初日終える 議長国日本 各国協調の重要性を訴え

G20初日終える 議長国日本 各国協調の重要性を訴え
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アメリカのワシントンで開かれているG20=主要20か国の財務相・中央銀行総裁会議は初日の討議を終えました。議長国の日本は、世界経済の一段の減速を避けるために各国が協調することの重要性を訴えました。
日本が初めて議長国を務める今回のG20で、初日は、世界経済の現状やリスクについて各国が意見を交わしました。

この中で、共同議長を務める麻生副総理兼財務大臣は「世界経済の成長は去年後半に貿易摩擦などの不確実さによって減速したが、米中の貿易協議の見通しが改善していることなどから、ことしの後半には勢いを取り戻す見通しだ」と述べ、世界経済の一段の減速を避けるために、各国が協調することの重要性を訴えました。

そのうえで、日本の取り組みとして、ことし10月に十分な財政措置を講じたうえで消費税率を引き上げることなどを説明しました。

各国からは、世界経済が持ち直すとの見通しについて異論は出なかった一方、貿易摩擦やイギリスのEU離脱問題などをめぐって慎重な意見も出たということです。

会議を終えた麻生大臣は、記者団に対し、「世界経済の見通しを楽観主義だという人もいるかもしれないが、G20の楽観主義は世界経済の成長に向けた意志と決意のあらわれだ」と述べました。

12日の2日目の会議では、米中の貿易摩擦の背景にある経常収支の不均衡の問題などが議論され、日本は議長国として建設的な議論を主導できるかが焦点です。