「将棋のまち」でプロ棋士の輩出目指し育成教室開講 山形

「将棋のまち」でプロ棋士の輩出目指し育成教室開講 山形
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将棋のまちが、悲願達成に向け一歩、踏み出しました。将棋の駒の生産量日本一の山形県天童市が、地元出身のプロ棋士の輩出を目指して、小中学生を対象にした育成教室を開講しました。
天童市は、全国の将棋駒の生産量のおよそ9割を占める「将棋のまち」として知られ、最近の将棋ブームで改めて注目されていますが、地元出身のプロ棋士は1人も出ていません。

このため、市は、地元の子どもたちにプロ棋士を養成する奨励会に入れる実力を身につけてもらおうと、元プロ棋士を招く育成教室を新たに開講しました。

受講するのは、天童市で将棋を教わっている小中学生14人で、初日の11日は、市や日本将棋連盟天童支部の関係者が集まって、開講式が行われました。このあと、子どもたちは早速、将棋盤に向かい、元プロ棋士の手ほどきを受けたり、子どもどうしで対局したりして、2時間、腕を磨きました。

小学6年の男子児童は「目標は羽生善治九段です。この教室で実戦経験を積んでプロ棋士になりたい」と話していました。

天童市の山本信治市長は「夢の実現に向けて第一歩を踏み出すことができた。プロ棋士になるのは簡単ではないので、長い目で子どもたちを見守っていきたい」と話していました。

この教室は毎週木曜日に行われ、天童市では、将来、地元出身のプロ棋士が誕生するまで続けたいとしています。